セモリオルム 牛島峰

済州市旧左邑終達里から約2キロメートル、西帰浦市城山港から約3.8キロメートル離れたところにある牛島は、牛が寝ているような形をしていることから牛島と名付けられました。牛の頭にあたる部分は「セモリオルム(牛島峰)」と呼ばれています。城山港から牛島の東天津港まで渡航船が運航しており、約15分で牛島に行くことができます。 オルムの南東の斜面は高さ100メートルの断崖となっており、北の斜面は溶岩流出により破壊された形態で、緩やかな溶岩台地の牛島村へと続いています。オルムとは済州島に散在する寄生火山(側火山)のことです。セモリオルムはタフリング(凝灰岩丘)の水中噴火口で、火口内部の斜面には貯水池とともに、屏風のように張り巡らされた火口輪が確認でき、火口中央には火口丘である「マンドン山」がそびえ立っています。このような2つの成因によって寄生火山(側火山)が同時に1つの火口に存在するものは、済州火山島の海岸線周辺でよく見られます。そして、これを単性の二重式火山といいます。タフリング(凝灰岩丘)は、海洋環境の浅い海の中で作られる水中噴火活動の産物であり、火口丘であるマンドン山は陸上噴火活動の産物であるスコリア(岩滓)からできているものです。

情報

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場所

済州特別自治道 済州市 牛島面 三陽コスムルキル

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