山房山 済州

「山房山(サンバンサン)」は済州島西南部の平野地帯に高くそびえ立っていて、どこからでも見ることができるつりがねの形をした鐘状火山です。溶岩南側の崖の高さ150~300メートルの所には風化してできた色々な形の穴や落ちてきた岩石がたまってできた崖錐があり、海抜150メートル程のところには長さ約10メートル、幅・高さが約5メートルの山房窟と呼ばれる海食洞窟が海に向かって特色ある景観をつくりあげ瀛洲十景の一つになっています。山房山の入口左手には山房寺、右手には普門寺寂滅宝宮という二つのお寺があり、その間にある石畳の階段を上がって行くと山房窟寺が見えてきます。山房山前の道ばたには薪を焚き煙を上げることによって合図を送るのろしの台がたてられています。1437年に倭寇の侵入に備えて作られたものと考えられていますが、1950年の韓国戦争の際に消えてしまい、土台とみられる石だけが残っています。山房山は山自体の高さが高く海岸沿いにあるため山の斜面では平地とはまったく違う気候特性をもっています。このような山の特性の影響を受けて植生には変わった特徴が見られ、植物学的に重要な保護地域となっています。

情報

  • 問い合わせ・案内 82-64-794-2940
  • 駐車場 あり
  • 休憩日 年中無休 天候などの事情により変更されることがあります
  • 営業時間 9 00 18

場所

チェジュ特別自治道ソグィポ市アンドク面サンバンロ218-10

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