南海大橋

済州島(チェジュド)、巨済島(コジェド)、珍島(チンド)の次に韓国で四番目に大きい島・南海島(ナメド)。 昌善(チャンソン)・三千浦(サムチョンポ)大橋開通以前まで、南海島に渡るための橋と言えば、東洋最大の懸垂橋と呼ばれた南海大橋でした。 南海大橋は全長660m、高さ52mの美しい懸垂橋で、1973年に開通し、開通から数十年経った今でも韓国で最も美しい橋として人気があります。 南海大橋が架かっている露梁(ノリャン)海峡の激しい流れは南海の歴史を今に伝える生き証人であり、ここは歴史の舞台でもありました。 露梁海峡は壬辰倭乱(日本で言う「文禄・慶長の役」)最後の戦闘・露梁海戦が勃発した場所として知られ、また高麗時代から朝鮮時代に至るまで数多くの人が配流され流罪地へ渡るため渡し船に乗って海を渡ったのがこの海峡で、人々の恨が宿る場所でもあります。 南海大橋が開通する前、南海島に住む人々は、渡し船に乗ってこの流れの激しい露梁海峡を渡らねばなりませんでした。南海大橋が完成すると、車で1、2分ほどで渡ることができるようになりました。 南海島と陸地を繋ぐ南海大橋を渡ると、桜並木のトンネルが出迎えてくれます。春になると空が見えなくなるほど桜が満開となり、一帯は素晴らしい風景となります。

情報

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場所

慶尚南道 南海郡 雪川面 南海大橋

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