小金剛 江原古生代国家地質公園

小金剛(ソグムガン)は渓谷沿いに奇岩絶壁が続き、韓半島の景勝地・金剛山(クムガンサン)の風景と似ていることから名付けられた名称です。 では小金剛の素晴らしい絶壁が形成されたのはいかなる理由からでしょうか。 小金剛に分布している珪岩や砂岩の大部分は石英からできており、石英は化学的に変化を起こし粘土などになりにくい性質となっています。そのため岩石が科学的に変化し粘土などに変わり流れていくことが少ないため、このような素晴らしい絶壁の地形をなしているのです。 岩石が地表面に露出すると、大きな変化、つまり風化が起きます。 風化には二種類あり、小さな大きさに砕けることを機械的(物理的)風化、雨が降り植物が育ち次第に岩石が化学的な変化を起こし粘土などに変わることを化学的風化といいます。 小金剛があるこの地域の岩石は小さく砕け落ちる、化学的風化を受けにくい石英からなる岩石であることから、ここ小金剛は機械的風化を受けた地形となっています。 岩石の割れ目に水が浸透し凍ると、その隙間に入った水が膨張し岩石のひびがさらに広がり、同様の現象が繰り返されることにより、さらに岩の割れ目は広がっていきます。 このような過程を繰り返し、小金剛の地形が形づくられていきます。 <出典:江原古生代国家地質公園>

情報

  • 問い合わせ・案内 82-33-560-2379

場所

江原道 旌善郡 画岩面 没雲里

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