「カチクモンチプ(カササギ(カチガラス)の穴の家)」というちょっと変わった名前の慶尚北道安東(アンドン)にある「ホッチェサパプ カチクモンチプ」。古の時代、当時の権力層・両班(ヤンバン)が多く住んでいた両班村のイメージをそのままに、韓屋の板の間が広々と続くまさにドラマのセットや安東にあるどこかの両班の家に来たような気分になれるお店がカチクモンチプです。 店名の最初に付くホッチェサパプの由来ですが、安東の食文化の歴史が反映されている名前です。安東では伝統的に古の名家・両班の家が多く祖先を祀る祭祀(チェサ)が数多く行われることから、祭祀のお供えのご飯がおいしいことで有名です。そのため、お客さんを祭祀料理でもてなすことが多く、祭祀ではないけれども祭祀の料理を出す、という意味でホッ=「仮の・本当ではない」という意味の接頭語をつけ、「ホッチェサパプ=仮の祭祀ご飯」という名称になりました。 祭祀料理ということでさほど派手さはありませんが、ご飯や汁物、ナムル、そして煎(ジョン)や焼き物などが出され、調味料の味を最小限に抑え、天然の素材を主体に伝統を重んじる調理方法で調理しているからか、素朴で淡白な味が印象的な料理です。
情報
- 代表メニュー ホッチェサパプ 安東式ビビンバ
- 問い合わせ・案内 82-54-855-1056
- 営業時間 11 00-20 00
- 駐車場の有無 あり 50台
- 予約情報 可能
- 休憩日 第二週目 第四週目の日曜日
- 禁煙・喫煙状況 全席禁煙
- トリートメニュー ホッチェサパプ Br タンピョンチェ 九節板 クジョルパン など
- ライセンス番号 20000544670
場所
慶尚北道 安東市 石洲路 203
タグ
최종 업데이트: